この映写機は、いったい何本の映画を上映してきたのだろう。
いったい何人の人々がその輝く銀幕の前で感動し、涙し、笑ったのだろう。
愛、戦争、平和、優しさ、強さ、哀しみ、喜び、
フィルムの中からは数え切れない物語が映し出され、この厳しい鉱山の町に元気を与え続けてきた。
映画は家でDVDで観る時代、協和会館は取り壊され消えゆく運命の物たち、
今、「甲社宅」という新たな居場所で、志村喬というパートナーを得て、ピカピカと輝いている。
いつまでも大切に守っていきたい生野の宝物がここにある。
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2007年1月25日の協和会館の映写室 |
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管理棟の展示 |
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2007年1月25日の協和会館の映写室 |
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明治時代の協和会館 |
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